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書ブログ - 「道教の美術 TAOISM ART」展7/11開幕

「道教の美術 TAOISM ART」展7/11開幕

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書の万華鏡

  
saku 2009-7-12 15:41

特別展 知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART-道教の神々と星の信仰」展が、7月11日、日本橋・三井記念美術館(東京会場)で開幕した(9月6日まで)。

中国文化は奥深いものがあるが、道教はその一つだろう、さらに道教は書道文化とは縁が深い。
書道家は、王右軍、顔真卿の作にも道教との縁を示す作品がいくつか残されています。

これは、単なる偶然ではなく、南北朝時代以来書を善くする家柄は、道教信者が多く、道経の書き写すことが重んじられていたのです。


たとえば「孟法師碑」では、道家の孟静素が亡くなるときの描写を、次のように書き記しています。

「霊気が感応して仙人の風骨がはやくからあらわれ、登仙の秘薬の金液を授かると白龍になって昇天し返らぬ人となられた。…年齢は九十六歳、顔色は生きた人のようで、全身は柔らかくしなやかであった。これこそ仙人の教典にいう尸解というものであろう。」

 道教は、天上界において永遠の生を生き続ける仙人を神にあおぐ宗教であり、道教徒の最高の理想は、自らが仙人になるでした。チョ遂良もまた、道教に深い理解を示した人物の一人だったのです。道教にかかわる作品として、遂良には他に『陰符経』と『霊宝度人経』という作品が残されています。



道教と書道文化との関係は、書道界にももっと知られてもいいと思う。


今回展は、中国と日本の文化に深く根ざす道教の美術を紹介する日本で初めての展覧会です。

本展では特に道教とかかわりのある修験道や、安倍晴明でおなじみの陰陽道、星曼荼羅など星の信仰にも焦点をあてます。日本各地に埋もれ散在する国宝4点、重要文化財20点を含む約170点が出品予定。

◇展覧会趣旨

本展は、日本と中国の文化に深く根ざす「知られざる道教(タオイズム)の世界」をメインテーマとする日本ではじめての展覧会です。

道教とは、道(タオ)を説き不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教です。老子をその祖として崇(あが)め、神仙思想や風水や星宿(せいしゅく)、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、そして仏教をも取り込みながら発展し続けてきました。

道教は現代に至っても中国人の人生観や世界観の根幹をなし、東アジアの思想や文化、芸術のベースとなっています。
道教に関わる美術はその思想と同様に、多岐にわたっています。老子像や仙人像、北斗七星をはじめとする星座を擬人化した図像、閻魔(えんま)王(おう)に代表される道服(どうふく)を身につけた地獄の裁判官。
さらには道教の呪符(じゅふ)・まじないや占い、陰陽道(おんみょうどう)で用いられた霊符(れいふ)、現在も信仰をあつめる関帝(かんてい)や媽祖(まそ)など枚挙にいとまがありません。

難解でつかみどころがないような道教ですが、今日の日本でもその影響は色濃くみられ、浦島太郎、七夕やお中元、妙見(みょうけん)や庚申(こうしん)といった慣れ親しんだ物語や習俗、信仰も道教にルーツがあります。

いつの時代にも中国から日本へと無限の広がりをみせ、気づかぬうちに私たちの生活にまで浸透していた道教の世界。本展ではこれまで埋もれていた日本各地に散らばる関連作品を結集させ、「道教の美術」という新たなジャンルをわかりやすく紹介いたします。


◇三井記念美術館(東京会場)での展示概要

この展覧会は、大阪市立美術館が中心となって企画し、三井記念美術館と長崎歴史文化博物館の3館を巡回する展覧会です。東京会場となる三井記念美術館が最初の立ち上げ館となりますが、各館の規模や展示室の広さが異なるところから、大阪会場が全体を網羅する展示を行い、他の会場ではそれぞれの切り口による展示テーマを設けております。

三井記念美術館では、「道教の神々と星の信仰」という副題にありますように、展示室の前半において道教の歴史を古代からたどり、様々な神々を石像や画像などで紹介し、さらに日本で道教の影響を受けて展開した修験道・陰陽道・禅宗・冥界(めいかい)と十王思想などを紹介。

展示室後半では、陰陽道や密教・神道などで道教の影響を受けて展開した星の信仰に焦点をしぼり、道教的な星の神々や密教の星曼荼羅、陰陽道の天文関係資料、寿老人や七夕などの庶民信仰にまで視野を広げて展示となっている。


                     saku

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