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書ブログ - 市の辞令、卒業証書…みな毛筆で

市の辞令、卒業証書…みな毛筆で

カテゴリ : 
書の万華鏡

  
saku 2010-3-26 19:01

書道家 伊藤さん 証書書き一手に 市の辞令、卒業証書…みな毛筆で


 【千歳】年度末を迎え、仕事に追われている書道家がいる。市内2カ所で書道教室「泰洞書院」を主宰する伊藤泰洞(たいどう)さん(54)=本名・好晃(よしあき)、高台5=だ。市の非常勤職員として、退職や任命、卒業など千歳市にかかわる大量の証書書きを一手に担う。

 伊藤さんの日常の顔は、高台5と東雲町2に教室を持つ書道の指導者。一方、大学生だった1977年から30年以上、証書や横断幕など市の文書を筆で書く「毛筆筆耕業務」を担当。一年を通して職員課の机で週2日、仕事に当たる。

 冬季五輪で活躍した穂積雅子選手を祝福する庁舎の横断幕。正月の消防出初め式の横断幕。市民生活の身近なところに、伊藤さんの字がある。「誰が書いているか、みなさんご存じないと思います」と、伊藤さんは少し楽しげだ。

 年度末が格別忙しい。市の退職職員への感謝状、市や市教委が4月1日付で発令する人事異動の辞令…。次々と「筆耕依頼書」が持ちこまれ、仕事は全く減らない。「期日に間に合わせるので精いっぱい」。これらの仕事だけで執筆枚数は500枚に上る。

 ほかにも、年度末の大事な仕事の一つに小中学校の卒業証書がある。20数年前から毎年、本文や校長名など、証書の原本を書いてきた。千歳育ちの子どもの多くが手にする、伊藤さんの「代表作」でもある。

 市によると、パソコンや印刷機で書いた証書を出す自治体も多いという。「もらう人の人生にとって、証書はずっと残る大切なもの」。手書きならではの思いを込め、伊藤さんは筆を振るう。
(北海道新聞 2010年 3月24日付 石川泰士)

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