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書ブログ - 「中村不折と明治の書-文豪たちとの交流を中心に-」展(5月9日まで)

「中村不折と明治の書-文豪たちとの交流を中心に-」展(5月9日まで)

カテゴリ : 
書の万華鏡

  
saku 2010-4-29 9:17

連休とはいえ、あまり休めないという方のために、書道の空気感を楽しんでいただけるのがJR「鶯谷駅」から徒歩10分ほどの台東区立書道美術館です。

現在は、

企画展 中村不折コレクション
「 中村不折と明治の書
-文豪たちとの交流を中心に- 」 展示一覧

平成22年 3月13日(土)~5月9日(日)

を開催中です。


今回の企画展では、中村不折の書画をご覧頂くとともに、正岡子規、森鴎外、夏目漱石など、不折の書画を愛した明治文学界の中心人物たちとの交流を、彼らの手紙の書などを通して紹介してくれています。

これらの書簡は、明治の日本の文化構築し、現在にも大きな影響を与えた人々の「コミュニケーション」のありかた、ネットワークなどを実感することができて味わい深いですよ。



主な展示は、「子規居士尺牘 上」(2通目・3通目) 正岡子規(1867~1902)筆/明治29年(1896)
明治時代の歌人、俳人であった正岡子規が不折に宛てた手紙を不折自身がまとめて上、中、下の巻子に仕立てたもの。上巻2通目は不折夫妻の結婚を祝福し、3通目では、元日の来客に見せる絵を依頼している内容です。


「子規居士尺牘 中」(5通目) 正岡子規 筆/明治33年(1900)
『ほととぎす』の表紙に使う硯の絵を依頼したものの、採用には至らなかったことを不折に詫びた手紙です。


「子規居士尺牘 下(5通目)」 正岡子規 筆/明治32年(1899)
不折の画室新築を祝うため、子規が酒1升を持参し、闇鍋を行う段取りなどを申し合わせる内容の手紙です。


「不折宛書簡」 正岡子規 筆/明治33年(1900)頃
手に入れた硯を雑誌『ほととぎす』の表紙絵のデザインに用いてはどうかと思いついたことを画家の中村不折に提案した手紙です。

8:「鴎外先生書巻」(1通目・2通目) 森 鴎 外(1862~1922)筆/明治~大正(19~20世紀)
小説『舞姫』などで知られる明治時代の文豪・森 外が不折に宛てた手紙などを不折が1巻にまとめたものです。1通目は不折から贈られた書のお礼、2通目は原稿の校正を終え、感謝の意を述べる内容です。



「不折宛書簡」 森鴎外筆/明治42年(1909)
森 外が不折に宛てたペン書きの手紙。不折の書を、自分が見込んだ人物に与えたことを報告する内容です。



「不折宛書簡」 伊藤左千夫(1864~1913)筆/明治~大正(19~20世紀)
小説『野菊の墓』で知られる伊藤左千夫が、不折に子規の肖像画を是非描いてほしいと依頼した手紙です。


「漱石居士書翰 上」(4通目) 夏目漱石(1867~1916)筆/明治39年(1906)
小説『こころ』などで知られる明治時代の文豪・夏目漱石が不折に宛てた手紙を不折自身が上、下の巻子に仕立てたものである。上巻4通目は、漱石の短編集『漾虚集』の挿絵のお礼と、知人を紹介する内容です。


「漱石居士書翰 下」(3通目) 夏目漱石 筆/明治38年(1905)
小説『吾輩ハ猫デアル』が、わずか20日で完売。その人気ぶりは不折の挿絵のおかげであると述べた手紙です。

「俳句短冊」 初公開 正岡子規 筆/明治32年(1899)
明治32年、不折が画室を新築した際の祝賀会において、子規が自詠の俳句を書いた2種の短冊です。


「不折宛書簡額」 川端龍子(1885~1966)筆/明治~昭和(19~20世紀)
日本画家・川端龍子の不折宛書簡。友人が所蔵している「淳化閣帖」を見てほしいと依頼する内容です。


白文木印「廓然無聖」 初世 中村蘭台(1856~1915)刻/
明治~大正(19~20世紀)
明治時代を代表する篆刻家・初世中村蘭台の刻印。印文は、心が広くさっぱりし、聖俗の区別はないという意味が書かれています。


所在地  〒110-0003 台東区根岸2丁目10番4号
   
電話  (03)3872-2645

お出かけの際には、事前に開館日などをご確認ください。

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