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第67回毎日書道展 8日開幕

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書道界ニュース

  
touka 2015-7-7 11:54

第67回毎日書道展が7月8日、東京都港区六本木の国立新美術館で開幕します。



毎日書道展:文部科学大臣賞に下谷洋子さん「夕暮は」
http://mainichi.jp/select/news/20150703k0000m040013000c.html

第67回毎日書道展:あす開幕(その1) 文部科学大臣賞/会員賞紹介
http://mainichi.jp/shimen/news/20150707ddm010040002000c.html

第67回毎日書道展:受賞者の方々(その2止) 佳作賞/U23毎日・新鋭・奨励賞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150707ddm010040005000c.html

毎日書道展:会員賞に県内4人 /埼玉
http://mainichi.jp/feature/news/20150706ddlk11040128000c.html


記事:毎日新聞社
毎日新聞 2014年04月25日 より

静岡県沼津市役所4階特別応接室のカーテンの裏から、抽象美術家、篠田桃紅(とうこう)さん(101)の前衛書道の壁画が見つかった。約30年前に作品の前にカーテンをかけ閉め切ったため、いつしか職員も存在を忘れていた。突然のお宝発見。市は見学を希望する人に見てもらうことにした。

 縦2.5メートル、横7メートルの大作「泉」。前衛書道の一種で、漢字から受けるイメージを自由に膨らませ絵画表現として描く「墨象(ぼくしょう)」と呼ばれる作品だ。「泉」という漢字から受けるイメージを膨らませて描かれたと思われる。

 1966年7月の市庁舎完成に合わせ、当時120万円で購入した。篠田さんの壁画は駐米日本大使館や東京の増上寺大本堂にもあり、京都御所や大英博物館も篠田さんの作品を収蔵している。

 しかし沼津市は作品の前にカーテンを設置。そのまま忘れられていた。詳しい経緯は不明だが、黒と灰色の作品が暗い印象を与えるため隠されたらしい。発見の端緒は栗原裕康市長が親類から「篠田さんの作品が市役所にあるはずだ」と知らされたこと。市職員が作品を“捜索”したところ、4月になりカーテン裏から見つかった。カーテンで日差しやたばこの煙から守られていたため、汚れや色あせがなく保存状態は良いという。

 約30年ぶりの再発見に、市は特別応接室が使われていない時だけ希望する市民らに見てもらうことにした。問い合わせは市管財課(055・934・4714)。希望が多い場合は公開日を決めることも今後検討する。【石川宏】

http://mainichi.jp/select/news/20140426k0000m040011000c.html
河北新報 2014年3月30日 宮城のニュースより

 東日本大震災からの復興を支援する「書道パフォーマンスIN石巻」が29日、宮城県石巻市石巻中央公民館であり、千葉県袖ケ浦高の書道部員が被災地に勇気を与える力強い筆遣いを披露した。
 袖ケ浦高書道部は1月の全国青少年書き初め大会団体で文部科学大臣賞を受賞するなど各種大会で入賞している。
 会場には縦3メートル、横5メートルの巨大な紙が用意された。今春の卒業生を含め18人が音楽に合わせ、自分たちで考えた「がんばろう東北」「絆」「祈 復興」というメッセージをしたためた。
 パフォーマンスに先立ち、部員たちは被災地を視察。部長の鶴岡幸恵さん(17)は「被害の大きさは思っていた以上だった。今後も支援を続けていきたい」と話した。
 イベントは、千葉市中央区倫理法人会などでつくる復興支援プロジェクトが主催。石巻高など県内4高校の書道部員たちも、復興に向かっていく思いを込め「進」などと墨書した。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140330_15013.html
 3月に開催された「第38回埼玉書道三十人展」(毎日新聞さいたま支局など後援)事務局の有岡しゅん崖(しゅんがい)さんが7日、毎日新聞さいたま支局を訪れ、作品の売り上げの一部36万1170円を寄託した。毎日新聞東京社会事業団を通じ、東日本大震災で親を亡くした子どもたちを支援する「毎日希望奨学金」に充てられる。有岡さんは「有意義な形で使っていただければと思う」と話した。

 同書道展は3月23~28日にさいたま市浦和区で開催され、県内の書道家30人の作品から選ばれた秀作計40点が展示された。
4世紀中国の「書聖」王羲之の精巧な写し発見 書風解明の貴重資料

 
4世紀の中国で活躍した書道史上最大の書家、王羲之(おう ぎし)の精巧な写し(模本)が8日までに日本国内で見つかった。

文面や筆遣いなどから7~8世紀の中国・唐時代に宮中で制作されたものの一部とみられ、真筆が見つかっていない羲之の書風の解明につながる貴重な資料になりそうだ。

 写しは縦25・7センチ、横10・1センチの紙に、3行24字が書かれた手紙とみられる。

国内の個人が所有し、昨年10月、五島美術館(東京都世田谷区)の名児耶(なごや)明・学芸部長と東京国立博物館(台東区)の富田淳(じゅん)・列品管理課長が鑑定した。

冒頭の文字から「大報帖(たいほうじょう)」と命名。判断した根拠に、羲之がよく使う言い回しが使われていることや、字姿がほかの写しの「妹至帖(まいしじょう)」(個人蔵)と似ていることなどを挙げている。

 写しには幕末・明治時代の鑑定家、古筆了仲(こひつりょうちゅう)が「小野道風(おののみちかぜ)朝臣(あそん)」筆と鑑定した紙が付されていた。平安時代に「三蹟(さんせき)」の一人として知られる道風は、羲之の書を研究していたため、書がよく似ているという。

 「書聖」と呼ばれる羲之の真筆は戦乱などで失われたとされる。写しは世界で20点前後、精巧なものは10点前後。日本には「妹至帖」など数点ある。富田課長は「王羲之は晩年の書の評価が高い。写しは晩年のものではないが、極めて精巧で書風の変遷の過程を伝えるもっとも良い資料」と話している。

 写しは1月22日から東京国立博物館で開催される特別展「書聖 王羲之」で公開される。
書壇を代表する書家が渾身の新作を披露 
「現代書道二十人展」が松坂屋上野店で



 日本を代表する書家20人が筆をふるう新春恒例の「現代書道二十人展」が、来年1月2日に東京で開幕。

その後、大阪、名古屋、金沢に巡回します。

 本展は現代書壇を代表する書家として選ばれた20人が最新作を一堂に出品する展覧会です。

 57回目となる今回は、日本芸術院会員の古谷蒼韻氏、日比野光鳳氏、井茂圭洞氏ら書道界の重鎮のほか、石飛博光氏と村上俄山氏が初めて参加します。

 

■第57回現代書道二十人展 

■出品書家 (五十音順・敬称略)

新井光風、井茂圭洞(芸術院会員)、石飛博光、江口大象、角元正燦、河野 隆、杭迫柏樹、黒田賢一、小山やす子、関 正人、高木聖雨、高木厚人、樽本樹邨、土橋靖子、日比野光鳳(芸術院会員・文化功労者)、古谷蒼韻(芸術院会員・文化功労者)、星弘道、真神巍堂、村上俄山、横山煌平

■会期 1月2日(水)~8日(火)

午前10時~午後7時30分(最終日は午後5時まで)、入場は閉場の30分前まで。

■会場 東京・松坂屋上野店本館6階催事場

■料金 一般700円、大学・高校生400円、中学生以下無料。

■問い合わせ 松坂屋上野店(電話03-3832-1111)

主催: 朝日新聞社

□ 本展は、このあと以下の会場に巡回します。

1月10日(木)~15日(火) 高島屋大阪店

1月26日(土)~2月3日(日)名古屋・松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)

2月28日(木)~3月5日(火)金沢・大和香林坊店
現代の書 新春展 ─今いきづく墨の華─

2013年1月5日(土) ~ 1月13日(日)
10:30~19:00(最終日は17:00まで)

主催:毎日新聞社、財団法人 毎日書道会



◆会期中、会場にて書家によるギャラリートークと図録サイン会を行います。(各日15時より)

1月6日(日)菅野清峯氏
 10日(木)宮崎紫光さん
 12日(土)大井錦亭氏
 13日(日)貞政少登氏

◆併催/セントラル会場100人展(会場/東京セントラル美術館)

出品作家(50音順・敬称略)
飯島春美 石飛博光 稲村雲洞 内山玲子 大井錦亭
恩地春洋 片岡重和 加藤湘堂 岸本太郎 小山やす子
貞政少登 菅野清峯 關 正人 関口春芳 大楽華雪
田岡正堂 高際翠邦 田中凍雲 田村空谷 辻元大雲
仲川恭司 中野北溟 中原志軒 中原茅秋 中村雲龍
林 竹聲 船本芳雲 宮崎紫光 山崎暁子 米本一幸
渡辺墨仙
【拡散希望】 
「若き書人たちの挑戦―第7回小さな展覧会」を東京銀座画廊美術館で9/9まで開催中!! 
 書道の未来をさぐる若き書人たちの新たなコミュニティーを体験してください!!


若き書人たちの
第7回 小さな展覧会

出品要項

●開催趣旨
働きながら書を学ぶ20代、30代の社会人を主な出品者とした展覧会です。
“書道”の活性化を図るべく、若き書人が意欲的作品を発表する場として開催いたします。
もっと身近に、筆文字文化に触れて楽しんでいただきたいと思います。※今回展は「新しい文房具の実験」コーナー、「若き書人のチャレンジ」コーナーを併催とさせていただきます。

●出品対象者 書を学んだ経験があり、現在も書を学ぶ、若き書人。

●第1部門 =作品サイズ 半切3分の1(35×45センチ)以内。
二段がけ、机上陳列となることもあります。出品料金 3,000円
●第2部門 「若き書人のチャレンジ」コーナー=作品サイズ 半切(35×136センチ)
出品料金 10,000円
参加希望者は、事務局にご連絡ください。持ち込み企画歓迎です!!

●作品規定 漢字・仮名・漢字仮名交じり・篆刻・刻字、その他 書の作品。
(素材とする文芸についての著作権については各自ご確認願います。)

●作品集 第1部門はモノクロ、第2部門はカラーでの掲載となります。

●作品販売 展示作品を販売できます。希望される方は出品票に希望価格を記載願います。
また20%を販売手数料として頂きます。

●参加申込締切 平成24年(7/31必着に延期しました)

(出品票に出品料支払い証明コピーを同封し、事務局宛に郵送ください)

※作品は、(7/アヌ必着に延期しました)
出品票のダウンロードはこちらから
〒350-1112 埼玉県川越市上野田町27-15  
株式会社リンクス内「小さな展覧会」事務局

●表  装 東洋額装にて。その他、出品者指定の表装。
●陳  列 平成24年9月3日(月)
●会  期 平成24年9月4日(火)~9月9日(日)
●会  場 東京銀座画廊美術館(八階)
 
<アクセス方法>
JR有楽町駅……京橋口より徒歩8分

東京メトロ有楽町線銀座駅……A13出口より徒歩3分

東京メトロ有楽町線……銀座一丁目駅9番出口直結

●主  催 「小さな展覧会」実行委員会
●後  援 株式会社美術新聞社・東洋額装株式会社・株式会社リンクス
※お問い合わせ先=「小さな展覧会」実行委員会事務局
〒350-1112 埼玉県川越市上野田町27-15
電話 049-242-0016 FAX 049-242-0319  sakumura@lincs.jp 担当(作村)迄

●表具・表具料金について
 表具料金の参考価格をお知らせいたします。
 表具等細かな指示については、出品票の「表装指定」欄にて、記載いただきますようよろしくお願い致します。※内容によって、追加料金が発生することとなります。
 また表具料金のお支払いにつきましては、展覧会終了後、表装店より直接請求書が届く形となっております。ご承知のほど重ねてお願い申し上げます。

毎日書道展 本日開幕 

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書道界ニュース

  
saku 2012-7-11 20:34

毎日書道展がせ開幕しました。読売展は出品締め切りと公募関係の動きが活発となってきましたね。

書道界が元気になるのはやはり、この公募展の力かもしれません。


以下は、毎日新聞WEBニュースより。

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毎日書道展:東京展、国立新美術館で開幕
毎日新聞 2012年07月11日 20時07分

 全国10都市で開催される日本最大規模の書展、第64回毎日書道展(主催・毎日新聞社、財団法人毎日書道会)の東京展が11日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した。一般応募と役員作家を合わせた総出品点数は3万5041点。東京展では全期間で合わせて約1万4000点が展示される。

 国立新美術館の会期は、前期展1期11〜16日▽同2期18〜23日▽後期展1期25〜30日▽同2期8月1〜5日(午前10時〜午後6時。毎週火曜休館。水曜は午後1時開場)。

 一方、東京都美術館の会期は16〜23日(午前9時半〜午後5時半。17日は休館。23日は午後2時半閉館)。

 さらに、特別展示として「熊谷恒子の世界」が11日〜8月5日、国立新美術館で開かれる。

 入場料は一般700円、大学生400円、高校生以下無料。会場・時期の詳細は毎日書道会ホームページで検索できる。【桐山正寿】

.

大東文化大学 OB同期会書展

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saku 2011-11-17 23:02



【会   期】 2011年11月15日~2011年11月20日

【会   場】 東京銀座画廊・美術館(銀座貿易ビル)
東京都 中央区銀座2丁目7−18 銀座貿易ビル
【入 場 料】 無料
【主   催】 大東文化大学OB同期会
【お 問 合 せ】 03-3564-1644
被災地の子どもたちに筆記具を送り、子どもたちの書く力を応援するプロジェクト(リンクスも事務局参加)が、「東日本の子どもたちのメッセージ」展を8月8日、日本橋・小津ギャラリーが開催する(13日まで)。

同展は、4月に開催の「書壇有力者によるチャリティー色紙展」を受けてのもの。
同チャリティーのために提供された作品販売の収益金で書道セットを購入し、被災し学用品を失った子どもたちに書道文化に親しみ、書道を愛する心を養ってもらおうと送った書道用具を使った作品群を展示するもの。

まだ、避難所で生活している子どもたちも多く、提供された書道セットを自宅に持ち帰ることができず、学校保管となっているなど-学習環境は整わず、水道さえ自由に使用できないなかで、子どもたちは和紙のハガキに思い思いの自分の気持ちを書いてくれています。

上手な作品というわけではないけれど、なにより気持ちのこもった作品だと思います。

ぜひ会場に足を運び、子どもたちに応援をいただければと思います。

事務局は、
〒103-0023 中央区日本橋本町3-6-2

小津和本館内 
小津和紙ギャラリー学芸員 今井香子 03-3662-1184

まで。
5人が青山杉雨賞を受賞

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 2010年度に設けられた「大東文化大学青山杉雨賞」の授与式が2011年6月6日、板橋校舎で行われ、受賞者5人に賞状、目録、記念品が授与された。

 同賞は、本学元文学部教授の青山杉雨(さんう=本名文雄=)氏のご遺族から教育研究支援資金の寄付申し出を受けて制定。

 同学部書道学科、大学院文学研究科書道学専攻に在籍中に学内外の書活動において特に優秀と認められる者に授与される。

●受賞者は以下の通り。(敬称略)

香取 潤哉 (10年度文学研究科博士課程後期課程書道学専攻修了)
黄 華源 (同)
藤森 大雅 (同)
岡部 容枝 (10年度文学部書道学科卒業)
野村 理恵 (同)
 

ガンバル 毎日東北展

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saku 2011-6-14 13:52

毎日書道展:東北仙台展 「癒やしの展覧会に」 役員人事など承認 /宮城
 9月に開催される第63回毎日書道展東北仙台展(毎日新聞社、財団法人毎日書道会主催)の実行委員会が12日、仙台市内で開かれ、運営方針と予算、役員人事を承認した。

 同展は9月16日~21日の6日間、仙台市青葉区春日2のせんだいメディアテークで開催する。展示に加え、東日本大震災で被災した書家や毎日書道会理事らによる席上揮毫(きごう)会や作品解説などもある。12日の実行委員会で佐々木旭鳳委員長は「会場を訪れたお客さんがほっとできるような癒やしのある展覧会にしたい」と抱負を述べた。

 同展は日本最大規模の公募展・毎日書道展の巡回展の一つ。漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻(てんこく)、刻字、前衛書の7部門があり、宮城、青森、岩手3県在住者の入賞・入選作品と審査会員、会員、会友の作品を中心に展示する。

 佐々木委員長以外の主な役員は次の通り。(敬称略)

 副委員長=米澤小蘭(青森)南奎雲(岩手)千葉蒼玄(宮城)▽総務部長=後藤大峰、陳列部長=千葉蒼玄、祝賀会部長=太田蓮紅、高校展部長=佐藤無極(以上、宮城)
毎日書道顕彰:下谷さんら3人に
 財団法人毎日書道会は9日、第24回毎日書道顕彰を、芸術部門は書道芸術院常務理事で毎日書道会評議員の下谷洋子さん(60)と、嚶心書道会理事長で毎日書道展審査会員の座本大※(だいおう)さん(60)▽啓蒙(けいもう)部門は、東京学芸大学講師の伊藤滋さん(65)に贈ると発表した。

 下谷さんは10年10月に東京銀座画廊・美術館で開いた個展「下谷洋子かな書展 沈潜と流れ」が、伝統を踏まえつつ現代感覚あふれた表現を生み出したと評価された。

 座本さんは同年6月に神戸・原田の森ギャラリーで開いた「座本大※還暦記念展」が伝統的な書法を駆使しつつ現代を意識したスケールの大きな書展だったとされた。

 伊藤さんは長年にわたる拓本研究の成果を積極的に論考にまとめて発表し、書道史への関心を呼び起こし書道文化の啓蒙に大きな功績を残したと称賛された。

※はサンズイに右側が山かんむりと王

毎日新聞 2011年6月9日 19時29分
日展茨城展へ協力確認 茨城書道美術振興会


茨城書道美術振興会(会長・小田部卓茨城新聞社長)は1月23日、水戸市内のホテルで今年最初の役員会を開いた。

県近代美術館(同市千波町)で6月18日に開幕する茨城新聞創刊120周年記念事業「第42回日展茨城展」(茨城新聞社、県、県教委主催)への協力を確認したほか、茨城新聞社と共催する「第11回茨城新聞学生書道紙上展」の応募・選考経過や、4月に開催する「第38回日本の書展茨城展」の準備状況の報告が行われた。

冒頭、小田部会長は日展茨城展に触れ「120周年事業の目玉。130周年につながるような記念事業にしたい」とあいさつ。

日展会員でもある佐川理事長は「今年は日展茨城展がある。多くの動員へご協力をいただきたい」と呼び掛けた。
第65回日書展・第65回教育部展・第55回全国競書大会1

1/01/04(火)~11/01/09(日)
開催時間 10:00~17:00 
※最終日は15:00まで。※最終入場は終了の30分前。
開催場所 サンシャイン 展示ホールA
料金 一般(有料) 大人 ¥300、大学・高校生 ¥200、中学・小学生 ¥100
お問合せ先 財団法人 日本書道美術院 03-3291-1656 




日本書道美術院は昭和20年12月、日本の再建とともに発足した書道の総合団体。「日書展」は毎年1回新春恒例のイベントとして開催。これまでは東京都美術館で開催してきたが、今回は会場を移しての実施。

日本書道美術院に所属する書壇の代表的作家1,200名と、一般より公募入選作品を加えて、現代書道の作品の新春お披露目展。漢字、かな、新書芸、篆刻、各々その部門でなければ見ることのできない固有の表現を展開している。
「教育部展」は、書写・書道教育の振興を図ることを目的に、次代を担う児童生徒の育成を主な目的とし毎年、日書展と併催。

「全国競書大会」は、全国の学生生徒と大人を対象に、日頃の稽古鍛錬の成果を競うことを目的に「半紙作品」により毎年、日書展と併催。

<訃報>稲垣 菘圃氏

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書道界ニュース

  
saku 2010-12-22 18:34

稲垣 菘圃氏(いながき・すうほ、本名守=まもる=書家、日展参与)12日17日午前5時、心不全のため死去、85歳。愛知県出身。

自宅は名古屋市昭和区田面町1の28。葬儀は22日午後0時30分から同市千種区千種2の19の1の「いちやなぎ中央斎場」で。

喪主は長男克憲(かつのり)氏。
日本を代表する書家20人が筆をふるう新春恒例の「現代書道二十人展」が、今年も来年初めに東京で開き、その後に大阪、名古屋に巡回します。

 本展は芸術院会員、文化功労者や日本芸術院賞受賞作家など、日本を代表する書家として選ばれた20人が最新作を一堂に出品する展覧会で、半世紀を超えて開かれてきた新春恒例の、書道界お披露目展。

 55回記念となる今回は、65歳以下の気鋭書家5人を紹介する「俊秀五人展」も併催。


■第55回現代書道二十人展 併催:第2回俊秀五人展

■出品書家 (五十音順・敬称略)

<二十人展>

新井光風、池田桂鳳、井茂圭洞、江口大象、河野 隆、杭迫柏樹、栗原蘆水(遺作出品)、黒田賢一、小山やす子、鈴木春朝、関 正人、高木聖雨、高木聖鶴(文化功労者)、樽本樹邨、土橋靖子、日比野光鳳(芸術院会員)、 古谷蒼韻(文化功労者・芸術院会員)、星弘道、真神巍堂、横山煌平

<俊秀五人展>

角元正燦、永守蒼穹、山本悠雲、吉川美恵子、吉澤鐵之

■会期 1月2日(日)~8日(土)

午前10時~午後7時30分(2、3日は午後8時まで、最終日は午後5時まで)。

■会場 東京・松坂屋上野店

■料金 一般700円、大学・高校生400円、20人以上の団体は各100円引き。

■問い合わせ 松坂屋上野店(電話03・3832・1111)

主催: 朝日新聞社

□ 本展は、この後以下の会場に巡回します。

1月12日(水)~17日(月) 高島屋大阪店

午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)。

1月29日(土)~2月6日(日) 名古屋・松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)

午前10時~午後7時30分(最終日は午後6時まで)。

※入場はいずれも閉場の30分前まで。
萱原書房の『千書万香』が、「朝日新聞」で紹介された。


取材したのは、宮代栄一氏。
「書の「ブログペーパー」創刊 つぶやきや意見を情報誌で」というタイトルのもので、概要は以下の通り。

               ◇



――「ネット時代に情報誌?」とも思うが、編集部によると「書道界にはパソコンを使えない人が多く、情報を共有する手段として、まだまだ有効」なのだという。書の世界のつぶやきや個人的意見をいち早く報じるという意味をこめ、「ブログペーパー」と名乗る。



――中身は、写真つきの30行前後の短文が100本前後載ったミニコミ誌の趣。羽田空港の国際線ターミナルに作品を揮毫(きごう)した書家の感想あり、長野県佐久市で開催中の書家・比田井天来の展覧会の紹介あり、と盛りだくさん。寄稿中心だが、編集部の依頼原稿を織り交ぜ、質の充実も図っているようだ。


第42回日展が10月29日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(12月5日まで)。
今回、文部科学大臣賞受賞に輝いたのは星 弘道 氏、会員賞は江口大象氏。
授賞理由などは以下の通り。

【文部科学大臣賞】
星 弘道 「小学之一文(しょうがくのいちぶん)」


<授賞理由>
王羲之誕生以前の草創期の草書体をもとに、余白の美しさが際立った快作。
とりわけ、文字の内部が明るく、知・情のバランスのとれた新鮮な空気をかもし出している。



【会員賞】
江口 大象 「高青邱詩(こうせいきゅうのし) 」
(本名:啓爾)

<授賞理由>
本格にせまる書境の高い快作。
宋代あたりに視座を据えて、確かな造型、線の錬度、筆の活躍に加えて、悠揚迫らぬ運筆の呼吸がすばらしい。



▲役員作品壁面

▲特選受賞作壁面

宇野雪村賞全国書道展

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saku 2010-10-28 9:13

 前衛書に独自の世界を切り開いた書家、宇野雪村(せっそん)(1912~95)を顕彰する第11回宇野雪村賞全国書道展の審査結果が公表された。

一般の部の最高賞「宇野雪村賞・文部科学大臣賞」に、兵庫県神戸市須磨区の野村千恵子(66)の「流れる」が選ばれた。

 雪村は上田桑鳩に師事し、毎日書道展の前身である全日本書道展の創設に参加したほか、51年に書道団体「奎星会」を組織し、書道家の育成に尽力した。84年には毎日芸術賞を受けた。

 一般の部1163点、学生の部490点が寄せられ、奎星会の大楽華雪会長らが審査にあたった。

入賞30点は、10月31日~11月10日の間、浜坂先人記念館以命亭(同町浜坂)に展示予定。

表彰式は10月31日午後1時半から会場で行われる。

 

古谷蒼韻氏に文化功労者顕彰

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書道界ニュース

  
saku 2010-10-27 16:57

文化勲章:安藤忠雄氏ら7人 文化功労者には古谷蒼韻氏ら17人


政府は26日、10年度の文化勲章受章者7人と文化功労者17人を決定した。

文化勲章は
▽原子核物理学・学術振興の有馬朗人氏(80)
▽建築の安藤忠雄氏(69)
▽有機合成化学の鈴木章氏(80)
▽演劇の蜷川幸雄氏(75)
▽有機合成化学の根岸英一氏(75)
▽服飾デザインの三宅一生氏(72)
▽日本中世史の脇田晴子氏(76)
--に贈られる。

文化功労者は
▽スポーツの王貞治氏(70)
▽指揮の大野和士氏(50)
▽映画の吉永小百合氏(65)=本名・岡田小百合
▽歌舞伎の市川猿之助氏(70)=本名・喜熨斗政彦
▽X線天文学・学術振興の田中靖郎氏(79)
▽環境リスク管理学の中西準子氏(72)
▽日本近世文学の中野三敏氏(74)
▽詩の中村稔氏(83)
▽光化学・電気化学の藤嶋昭氏(68)
▽書の古谷蒼韻氏(86)=本名・古谷繁
▽写真の細江英公氏(77)=本名・細江敏廣
▽刑事法学の松尾浩也氏(82)
▽生化学の松尾寿之氏(82)
▽幹細胞生物学の山中伸弥氏(48)。
▽漫画家の水木しげる氏、本名・武良茂さん(88)。

文化勲章授与式は11月3日に皇居で、文化功労者顕彰式は同4日に東京都内のホテルで行われる。
               ◆◇◆

22人の主な業績は次の通り。(都道府県名は現住地、文部科学省調べ)=一部地域既報

 ◆文化勲章受章者

 ▼有馬朗人氏(ありま・あきと)80歳。東京大名誉教授、元文相。原子核物理学の分野で、原子核の芯の偏極を表す配位混合で電磁モーメントを説明する理論を確立。文相、科学技術庁長官、東京大学長、理化学研究所理事長などを歴任し、学問の発展及び学術振興に貢献した。東京都。

 ▼安藤忠雄氏(あんどう・ただお)69歳。建築家。環境との調和を目指す建築作品を数々発表し、現代建築の分野でめざましい実績を上げた。また阪神大震災の復興支援、植樹運動を通して自然環境の再生を目指す「瀬戸内オリーブ基金」の設立など、社会活動にも参加している。大阪府。

 ▼鈴木章氏(すずき・あきら)80歳。北海道大名誉教授。有機合成化学の分野で、有機ホウ素化合物を用いた反応を開発。パラジウム触媒によるクロスカップリングでホウ素を使った「鈴木カップリング」は医薬品や液晶材料の製造などの基盤技術としても高く評価された。ノーベル化学賞受賞。北海道。

 ▼蜷川幸雄氏(にながわ・ゆきお)75歳。演出家。身体を駆使した躍動感あふれる演出で演劇界に新風を吹き込み、国内外で高い評価を得た。現在もシェークスピア全作品の上演に取り組むなど、演出家として他の追随を許さない存在となるとともに、後進の育成にも貢献、近年は高齢者のみの劇団も創設した。東京都。

 ▼根岸英一氏(ねぎし・えいいち)75歳。米パデュー大特別教授。有機合成化学の分野でパラジウム触媒によるクロスカップリングで有機金属化合物を用いて研究展開。亜鉛を使って反応の安定性と効率性を高めた「根岸カップリング」などで優れた業績を上げた。ノーベル化学賞受賞。米インディアナ州。

 ▼三宅一生氏(みやけ・いっせい、本名・かずなる)72歳。服飾デザイナー。「一枚の布」という和服に代表される東洋文化に根ざした画期的な衣服の概念と最先端技術の応用で、機能と汎用性を兼ね備えた衣服を創造し続ける。縫製を全く必要としない「A-POC(エイポック)」は代表作。東京都。

 ▼脇田晴子氏(わきた・はるこ)76歳。石川県立歴史博物館長。日本中世史の分野で、中世日本に自治都市的な性格を見いだすとともに、歴史の中で女性を浮き彫りにするなど商業史、都市史、女性史など広範にわたり業績を上げた。また、石見銀山(島根県)の07年のユネスコ世界遺産登録にも尽力した。京都府。

 ◆文化功労者

 ▼王貞治氏(おう・さだはる)70歳。元プロ野球選手・監督。選手時代には本塁打王15回など数々のタイトルを獲得。77年に世界記録の756号本塁打を達成した。監督として読売ジャイアンツと福岡ダイエーホークスをリーグ優勝計4回、06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックで日本を優勝に導いた。東京都。

 ▼大野和士氏(おおの・かずし)50歳。指揮者。84年に東京交響楽団の指揮でデビュー。その後、東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者として「オペラ・コンチェルタンテ・シリーズ」の活動で成果を上げた。96年に独バーデン州立歌劇場音楽総監督、08年に仏国立リヨン歌劇場首席指揮者。ベルギー・ブリュッセル市。

 ▼吉永小百合氏(よしなが・さゆり、本名・岡田小百合=おかだ・さゆり)65歳。俳優。12歳で子役デビューした後、日活青春映画の看板女優として活躍。健康で快活、清純なイメージで、「サユリスト」と呼ばれる熱狂的ファンも生まれた。ブルーリボン賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など受賞多数。東京都。

 ▼市川猿之助氏(いちかわ・えんのすけ、本名・喜熨斗政彦=きのし・まさひこ)70歳。歌舞伎役者。古典を深く追求する姿勢と歌舞伎を現代に生きたものにする改革精神を持ち、古典演目の復活や新演出の創出に力を注いだ。86年からは「ヤマトタケル」に始まるスーパー歌舞伎で、歌舞伎に新たな境地を開いた。東京都。

 ▼田中靖郎氏(たなか・やすお)79歳。宇宙科学研究所名誉教授。X線天文学の分野で、「はくちょう」「てんま」「ぎんが」「あすか」の各人工衛星計画を推進するとともに、X線源から鉄元素が出す輝線の発見、X線バーストから吸収線の発見、ブラックホールからのX線源解析などの業績を上げた。東京都。

 ▼中西準子氏(なかにし・じゅんこ)72歳。産業技術総合研究所安全科学研究部門長。環境問題解決を目指し、環境リスク管理学の分野で「人の損失余命」と「生物種の絶滅確率」という人の健康と自然環境に対するリスク評価軸を提案・確立。定量的な環境リスク評価と環境リスクマネジメント研究で業績を上げた。神奈川県。

 ▼中野三敏氏(なかの・みつとし)74歳。九州大名誉教授。日本近世文学の分野で、近世中期の文化・文学・人物研究に力を傾注。それまで前期から後期への単なる過渡期で、文化的谷間とされていたこの時期こそが、伝統と新興の文化が融合した江戸文化の開花期だったことを明らかにした。福岡県。

 ▼中村稔氏(なかむら・みのる)83歳。日本芸術院会員。弁護士業務の傍ら詩作を続ける。叙情性と造形美を14行詩(ソネット)という定型詩に刻み込む独自のスタイルを確立。詩作のほかにも宮沢賢治や中原中也の研究に携わり、中原中也全集の刊行では編集に深く関与して画期的な成果に導いた。埼玉県。

 ▼藤嶋昭氏(ふじしま・あきら)68歳。東京理科大学長。光化学・電気化学の分野で、酸化チタンに光照射を行うことによって、水が酸素と水素に分解する反応(本多・藤嶋効果)を発見。酸化チタン光触媒に関して基礎から応用に至るまで幅広い研究で抗菌、空気浄化材料などへの実用展開に道を開いた。神奈川県。

 ▼古谷蒼韻氏(ふるたに・そういん、本名・繁=しげる)86歳。書家。中国の木簡をはじめとして、禅家や儒者の墨跡など和漢の古典を幅広く研究するとともに、王羲之の書法を改めて学んで独自の書風を確立。作品は雄渾(ゆうこん)、闊達(かったつ)で雅趣に富み、格調の高さにおいて日本の書家の最高峰の一人とされる。日本芸術院会員、日本書芸院役員などとして後進の育成にもあたる。京都府。

 ▼細江英公氏(ほそえ・えいこう、本名・敏廣=としひろ)77歳。写真家。内面深くに潜む意識を表現した独自の鮮烈な映像美は、リアリズム写真全盛時代の中で新しい世代の代表として注目された。また東京工芸大で指導にあたるとともに、若手写真家の作品を収集、紹介して後進を育てている。東京都。

 ▼松尾浩也氏(まつお・こうや)82歳。東京大名誉教授。刑事法学、特に刑事訴訟法において米国の刑事手続法研究を基礎として「実体的真実主義」から「適正手続き主義」への刑事訴訟理念の転換を掲げる。適正手続きモデルに立脚する刑事訴訟法の解釈・運用を提唱するなど優れた業績を上げた。東京都。

 ▼松尾寿之氏(まつお・ひさゆき)82歳。宮崎医科大名誉教授。生化学の分野で、一貫して生体情報の伝達にかかわるペプチド探索・同定を行い、新しい生体システム調節機構の解明から臨床応用へと展開する研究で業績を上げた。胃から分泌されて食欲の促進などに関与するグレリンも発見した。兵庫県。

 ▼水木しげる氏(みずき・しげる、本名・武良茂=むら・しげる)88歳。漫画家。少年漫画雑誌に掲載された「墓場の鬼太郎」(後の「ゲゲゲの鬼太郎」)で現実と妖怪の世界が融合した不思議な世界を展開、漫画家として脚光を浴びた。妖怪研究家として国内外を訪問、独特な妖怪文化研究を進めた。東京都。

 ▼山中伸弥氏(やまなか・しんや)48歳。京都大iPS細胞研究所長。幹細胞生物学の分野で、長期にわたる培養やさまざまな細胞に分化誘導が可能な人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成を、独自の手法を用いてマウス、ヒトの細胞で成功させた。難治疾患の病態解明や治療法開発などへの応用が期待される。大阪府。
美術新聞社/萱原書房は10月15日、『書道美術新聞』の姉妹誌として準備を進めてきた《千書万香》を創刊しました。

 同誌は「ブログ・ペーパー」をコンセプトとした我が国出版界に全く例を見ない月刊誌で、新世代の書道界メディアとして大きな期待が寄せられています。

問い合わせなどは、
株式会社 萱原書房  〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F TEL 03-3462-5251(代表)の同社へ。
日展事務局は本日、五科(書) 特選受賞者、入選者名を発表した。

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第5科 書の審査主任を務めた井茂圭洞氏の審査所感は以下の通り。

▼本年の書の出品点数は10,419点に及び、とても多数の作家からの応募がありました。
その中で入選数は974点と極めて少数で、落選率は91パーセントという高率でした。

鑑審査に当りましては、空海の言にありますように、結裹(字画の正しさ)だけでなく作家自身の懐抱が如何に散逸され、気韻生動の美が表現されているかという点に注意を払いました。

今回の作品の中には、鋭い感性を伴う練度の高いものが多くあり、日頃の古
典に対する真摯な研究態度が伺え安堵いたしました。
しかし、まだ師風追随の作品も散見され、これは今後の課題とせねばならないと思っております。

鑑査は、一次、二次、三次と全審査員が慎重かつ厳正な態度で行い、良い作品を一点たりとも見落とすことのないように心掛けました。
特に三次審査は入落の境となりますので、心を引き締めてその任に当りました。

漢字、かな、篆刻の入選作は長い伝統に支えられた古典の精神を生かし、旺盛な気力のある作品が多かったことが、本年の特徴の一つかと思います。
また、調和体部門は歴史は浅いものの可読性を重視していることもあり、少し安定感が増してきたことから今後に明るさを感じさせてくれました。
特選作品は書を代表する作品でもあります。
新鮮にして自己主張のある、練度の高い作品の発掘に意を払って審査いたしました。

言うまでもなく、文字には意思伝達の記号という側面があります。
しかし、それがもつ造形美、書の余白美、そして書線に籠められた魂こそが我が国文化の発展に寄与するものと固く信じております。
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第5科 書(平成22年10月16日発表) 特選受賞者名簿

◆題名 作者名 授賞理由

◆厲鶚詩 伊藤一翔=縦三行の行草作品。明清代の作風が基調といえるが、自家薬籠中のものとして極められた手腕が立派。また、作品全体から受ける墨気がこの作の最大の特長でもあり、三行が見事に響き合った書表現には感心させられる。

◆暮立 石坂雅彦= 作者の心の鼓動と墨気が響く意欲的で存在感のある作。飾り気のない自然な線でありながら表現力が豊か。正面から書の本質を追求する作者の姿勢が読みとれる。古代文字に新たな命が吹きこまれ、今に蘇る。

◆抱樸含眞 河西樸堂=金文を基調とした作品で古印にみる外枠を入れ、文字の配置表現も余白を上手に取り入れて印の構成を成した。辺縁に思い切った撃辺を加え古色を出し古趣な味を出した。全体にバランスよく大きな表現で大胆な作品である。

◆山路の雪 木村通子=かな書の持つ「雅びやかさ」を優れた技術で具現化した作品。響き豊かな書線、絶妙の間合いを生む余白、自然な墨量の変化、落ちついた行頭行脚の動きなど本作が内含する諸要素が品格の高さにつながっている。

◆伝習録 澤田虚遊=練達の充実した線がスケールの大きさと美しい余白を生んだ。
王羲之の少し前、簡牘あたりに創作の視座を置き、堅実な造形・線で草書表現の一典型、美を示した。

◆清水 田中徹夫=清澄でさわやかな、ふところの広い字と、しまった字がよく調和して美しい流れをつくり、余白を美しくし、洗練された線質、繊細な墨の扱いも、更に白を生かし、古典をふまえ見事に書き上げている。

◆ひと夏の想い出 竹内勢雲=清明なヒビキを放って、余白が生き生きと澄んでいる。ともすれば恣意にはしりがちな「調和体」部門での本格の書といえよう。「ひと夏の想い出」を自分の言葉で率直に表現したところに筆者の心ばえを感じる。

◆萬葉集より 野田杏苑=古筆、一条攝政集をよく研究し、リズミカルな運筆による流麗美が如何なく発揮されている。制作時の心の動き、躍動感が顕著にあらわれていて見応えがする。シャープで深みのある線は余白美を醸しだしている佳作。

◆李白詩 山口耕雲=明清時代のロマンチシズムを念頭に置いた流麗な連綿の行草書である。文字の大小から紡ぎ出すリズム、連綿の呼吸から生まれる爽快な息づかいが軽妙に表出され、広くとった行間に清澄感があふれた作品である。

◆錢復亨詩 山本大悦=米芾を基調とした行草作品。横展開を最大限生かした気宇大なる所が素晴らしい。字幅の広狭による情感豊かな書表現には目を見張るものがあり、加えてこの作の優れた所は線の練磨による味わいの深さにあるといえる。

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  入選者名簿は以下
     ↓

http://www.nitten.or.jp/data/meibo42syo.pdf
平城遷都1300年を記念し、世界20の国・地域の書作品を一堂に展示する「第9回国際書法交流奈良大展」(毎日新聞社、財団法人毎日書道会、国際書法家連合総会主催)が10月14日、奈良市登大路町の奈良県文化会館で開幕した。


 同展は、書を通じた国際交流が目的で、90年にシンガポールで開催されて以来、北京、東京、ソウルなど世界各国で開催。今年は平城遷都1300年に合わせ、シルクロードの終着点、奈良が会場に選ばれ、計477点が多様な書表現の美を競っている。


各国・地域の代表の書は、
▽中国書法家協会主席・張海「登臨情不極……」
▽台湾・中国書法学会理事長・謝季芸「世界書朋会奈良……」
▽香港中国書道協会理事長・陳霊煕「天地玄黄……」
▽国際書法芸術連合韓国本部理事長・權昌倫「得美石難得頑石尤難……」
▽マレーシア書芸協会会長・蔡夢筆「千秋大業」
▽シンガポール書法家協会会長・陳聲桂「烟……」など。

 日本からは、
▽奈良大展実行委員長・恩地春洋「巻」
▽稲村雲洞「開通」
▽中野北溟「なんと美しい……」
▽小山やす子「つれづれなるまゝ」など、毎日書道会最高顧問ら213人が作品を寄せた。

 
☆第32回東京書作展出品要項☆

文化は歴史の土台に築かれ、伝統を正しく受けつぎ、発展させて行くところに豊かな未来があります。

 高い精神性をもち、東洋文化の粋である書道が現代ではともすれば生きた国語生活から遊離し、いたずらに造形のための造形に溺れる風潮なしとしません。しかし、時代は古典の背景のもとに練磨された本格的な書を求めようとしています。

 真に実力があり、研鑚を怠らない全国の篤学の人々のために、公募展「東京書作展」を次の通り開催いたします。

主催:東京新聞
後援:文化庁、東京都

◆会期・会場
平成22年11月30日(火)~12月5日(日)
サンシャインシティ文化会館2階
東京都豊島区東池袋3-1-4


◆常任運営委員
梅津鳴上、山崎知堂、重田飛舟、武内枝雪、内山玉延、中村山雨、金子文江、原田歴鄭、佐谷江雲、野々下瑤水、松川昌弘、本多周方(就任順敬称略)



◆審査委員長
山崎知堂


◆当番審査員
石持典水、伊藤桂花、井原玄無、今出搖泉、岩瀬桃谷、江島曜一、奥田煌蘭、金田桃童、木谷聖雲、城所杜夙、久米美搖、小林白藍、斎藤洗鵞、斉藤峯葉、酒井紫艸、菅原大鳳、田中精華、辻花燿、中田一沙、中野蕙紫、中山芝泉、西尾邑城、根本季翔、野浦玉舟、廣瀬公櫻、藤野紘霞、洞田和園、村田朗暢、山崎紅華、渡辺碧凰
書学書道史学会大会は、第21回書学書道史学会大会の開催要項を以下の通り公表した。
                ◇

第21回書学書道史学会大会は、広島・安田女子大学において以下の日程で開催されます。
詳細については、10月初めに会員各位に配布予定の『第21回(2010)大会のしおり』において、研究発表者の皆さんの『レジュメ集』とともに「プログラム」「大会関係各種連絡事項」としてお知らせする予定です。なお、現在までの固まっている大要は、以下の通りです。

○理事会=10月23日(土)午前11時から午後1時まで、9号館2階ワーキングルームにて予定。

○大会=10月23日(土)午後1時から、安田女子大学9号館内(写真)にて受付開始。午後1時30分から総会、午後2時30分から研究発表等。24日(日)午前9時30分から研究発表等。(今年も研究発表は、すべて同一会場にて順次行なう予定)

○懇親会=23日(土)午後5時30分から安田女子大学キャンパス内の「まほろば館食堂」にて開催予定。

○記念講演等=23日(土)に、京都・陽明文庫名和修館長による記念講演「近衛家伝世書の資料」(仮題)と、陽明文庫蔵の名品の特別鑑賞会を予定。

○大会会場=安田女子大学 9154講義室

○連絡先=〒731-0153 広島市安佐南区安東1-13-1 安田女子大学 TEL 082-878-9749 信廣研究室

○会場への交通=JR広島駅よりJR可部線「大町」駅(乗車約20分)、アストラムラインへ乗り換え「安東(やすひがし)」駅(乗車約5分)下車。その他、アストラムライン「本通」駅より「安東」駅(乗車約20分)下車。安東駅からエレベーター使用、約5分。

○宿泊用のホテル=役員、会員ともに各自で手配をお願いします。ただし、秋の行楽シーズンにあたりますから、広島駅、およびアストラムライン駅近辺の施設を早めに予約してください。


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2010年度・第21回大会研究発表募集要項
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今秋の「第21回書学書道史学会大会」は、広島・安田女子大学において別項のとおり開催されます。研究発表会場は今年も従来通り1室制とし、原則として分科会方式はとりません。多くの会員各位の積極的な発表を期待します。奮ってお申し込み下さい。




1)研究発表日時:平成22年10月23日(土)午後~・24日(日)午前~午後
2)発表時間:各30分(発表20分・質疑応答10分)
3)発表申込み方法:適宜の形式の「大会発表申込書」に標題・住所・氏名を明記し、800字程度のレジュメを添えて提出して下さい。
4)レジュメの形式:原則としてワープロで作成し、テキスト形式でCDもしくはフロッピーディスクに保存して、印字出力した別紙と合わせて提出して下さい。メールでの送信も受付けます。その場合は、印字出力したものを合わせてファックス送信して下さい。
5)発表申込み締切り:平成22年7月10日(土) =必着=
6)発表者の決定と連絡:大会での発表者は、学会大会運営委員会で7月中に決定し、個別にご連絡します。
7)『大会のしおり』(レジュメ集含む)の配布:10月始めに全会員宛に配布します。
※大会での発表者については、学会誌『書学書道史研究』第21号(平成23年秋刊)への論文投稿申込みがあったものとして扱われます。改めて学会誌への投稿申込みをする必要はありません。
※発表者の学会誌用論文原稿の締切りは、平成23年3月末日です。原稿の採否は査読委員会で決定されます。学会誌掲載についてご不明の点は、編集局まで文書でお問い合わせ下さい。
※「大会発表申込書」とレジュメ(CDもしくはフロッピーディスク・印字添付)は、封筒に「発表申込み・レジュメ在中」と明記して下記宛にお送り下さい。不着事故をさけるため、簡易書留郵便または宅配便をご利用下さい。

<送り先>
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F
TEL 03-3462-5251 FAX 03-3464-8521 E-mail ssg@kayahara.com
書学書道史学会国内局・大会運営委員会 宛
 「第15回全日本高校・大学生書道展」(公益社団法人日本書芸院、読売新聞社主催)に大分高校が大量に不正出品をしていた問題で、日本書芸院は8月23日、臨時幹部会議を開き、応募規定を変えることを決めた。

 事前のチェックをより厳しくするため出品側に管理体制の強化を求めるほか、団体賞の選考方法や不正が発覚した場合の罰則などを検討する。

<訃報> 作田英嗣氏

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saku 2010-8-21 14:50

 作田英嗣さん67歳(さくた・えいし=毎日書道会評議員、創玄書道会理事)17日、食道がんのため死去。葬儀は近親で済ませた。

「お別れの会」を9月19日午後3時、大阪市平野区平野本町4の13の15の松井寺で開く。

喪主は妻麻子(あさこ)さん。

 間介浦、金子鴎亭らに師事。

<訃報>桑田三舟氏

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saku 2010-8-20 19:19

桑田三舟氏死去 書家、日展参事
 桑田 三舟氏(くわた・さんしゅう=書家、日展参事、本名桑田和=くわた・ひとし)が8月14日午後6時55分、気管支肺炎のため神戸市灘区の病院で死去した。82歳。

桑田三舟氏は、広島県出身。自宅は神戸市中央区野崎通3の3の20。
告別式は16日午後1時から神戸市中央区下山手通8の1の1、本願寺神戸別院で。喪主は娘婿田頭一舟氏。

<訃報>小林抱牛氏

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書道界ニュース

  
saku 2010-8-20 9:24

毎日書道会最高顧問、独立書人団相談役の小林抱牛(こばやし・ほうぎゅう、本名・小林喜代治=こばやし・きよじ)さんが8月18日、心不全のため自宅で死去した。85歳。

葬儀は近親者のみで行うが、お別れ会を後日開く予定。
喪主は長男康真(やすまさ)さん。

小林抱牛は、1925年、福井県生まれ。
大字書の開拓者で独立書人団を創設した手島右卿に師事。
第52回毎日書道展で文部大臣賞を受賞。
第55回毎日書道展の実行委員長を務めた。
第27回 読売書法展で、俊英賞を受賞された129名です。
おめでとうございます!!
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129人(漢字61人/かな44人/篆刻4人/調和体20人)

(敬称略)※( )内は(居住都道府県)

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【北海道展】1人
◆かな◆(1人)
菅原京子(北海道)


【東北展】4人
◆漢字◆(2人)
佐藤苔雪(山形県) 野川正廣(山形県)

◆かな◆(2人)
海野悠子(宮城県) 小松紫峯(秋田県)


【東京展】60人
◆漢字◆(30人)
足達紫鳳(東京都) 飯田善一(千葉県) 池田宛玉(長野県)
上野杉詠(東京都) 小倉太郎(千葉県) 柏木紫香(東京都)
片根弘園(茨城県) 蕪木珠紅(東京都) 亀田有鵬(埼玉県)
倉持玄風(栃木県) 小池龍實(群馬県) 佐藤白蘆(茨城県)
佐藤美風(埼玉県) 佐野宮峰(静岡県) 菅谷騰空(千葉県)
鈴木小洞(東京都) 鈴木霽煌(神奈川県) 高松夢跡(東京都)
武田瞳処(神奈川県) 田中房州(神奈川県) 早瀬翠雨(茨城県)
羽山多望(千葉県) 藤原桂洲(東京都) 藤森大節(埼玉県)
松浦龍坡(埼玉県) 松尾光晴(埼玉県) 水戸静琴(石川県)
目黒煌人(新潟県) 山部僖峰(千葉県) 横田北園(東京都)


◆かな◆(17人)
會津二子(長野県) 石井知子(神奈川県) 唐牛廸子(神奈川県)
木村秋月(東京都) 熊原紫園(千葉県) 駒田千文(山梨県)
坂井由美子(新潟県) 鈴木千佳子(埼玉県) 高田直子(富山県)
長岡抱琴(神奈川県) 中部光風(新潟県) 野原梅峰(茨城県)
林秀彦(東京都) 増田文杏(静岡県) 宮城佳寿子(東京都)
宮下廉女(神奈川県) 宮原彩霞(埼玉県)


◆篆刻◆(4人)
磯翠茗(栃木県) 伊藤雅夫(静岡県) 笠嶋華蕙(茨城県)
堀澤忠志(富山県)

◆調和体◆(9人)
大野旦露(埼玉県) 長田啓翠(静岡県) 折戸鳳林(山梨県)
北勢津子(石川県) 小西湘山(茨城県) 齋藤宮子(神奈川県)
坂井麻菜美(埼玉県) 茂原松華(長野県) 田中豊香(神奈川県)


【関西展】32人
◆漢字◆(16人)
石井孤有(奈良県) 賀内翠雲(兵庫県) 春日井貞崖(福井県)
加藤欄遂(京都府) 川渕東玉(大阪府) 北田翠芳(兵庫県)
栄枝秀洞(大阪府) 中澤翠風(兵庫県) 中村哲(滋賀県)
藤井杏崖(福井県) 文能霞峰(大阪府) 松井蘭逕(奈良県)
松尾美舟(兵庫県) 松久保翠(大阪府) 松波久(大阪府)
松丸濤山(京都府)

◆かな◆(10人)
大原裕美子(京都府) 苧木みゆき(奈良県) 小林明香(和歌山県)
坂部泰子(兵庫県) 芝池貴子(滋賀県) 平位かよ子(兵庫県)
平川紅舟(兵庫県) 前田静華(兵庫県) 森嶋陽子(大阪府)
山住康朗(兵庫県)

◆調和体◆(6人)
佐藤鵬庭(大阪府) 伊達秀園(大阪府) 妻木まち子(兵庫県)
中山桃邨(大阪府) 福井淳哉(兵庫県) 藤澤珠玉(大阪府)


【中部展】7人
◆漢字◆(3人)
植田秀穗(三重県) 神谷松扇(愛知県) 川村翆山(三重県)

◆かな◆(4人)
塚田俊可(愛知県) 津田壽美(三重県) 長谷川恵玉(愛知県)
藤原郁代(愛知県)


【中国展】11人
◆漢字◆(4人)
岩井清華(岡山県) 岸本東恵(鳥取県) 皿田弥栄(広島県)
柴田瑛水(広島県)

◆かな◆(5人)
金高純香(岡山県) 河村ひさ舟(広島県) 友宗杉径(広島県)
長鋪光峰(岡山県) 中村舟翠(広島県)

◆調和体◆(2人)
古土井紫峰(広島県) 山上庸子(広島県)


【四国展】4人
◆漢字◆(1人)
植村青嵓(香川県)

◆かな◆(2人)
井上虹雨(徳島県) 筒井麗子(香川県)

◆調和体◆(1人)
山本景琴(徳島県)


【九州展】10人
◆漢字◆(5人)
粟屋俊堂(山口県) 犬塚扇祥(福岡県) 上原梅花(沖縄県)
勝間南邑(鹿児島県) 長野静藍(福岡県)

◆かな◆(3人)
武谷佳水(福岡県) 永田静汀(熊本県) 村山小波(福岡県)

◆調和体◆(2人)
我部玉萩(沖縄県) 村山穂舟(沖縄県)
自分の思いを一文字で書く書道大会:春日部で始まる /埼玉
 
「自分の思いを『一文字』で書く書道大会」(実行委主催、毎日新聞埼玉東支局・埼玉中部毎日会・春日部市教委後援、鵞毛堂・ロビンソン春日部店協力)の全作品154点の展示が8月11日、春日部市粕壁東2のロビンソン春日部店7階で始まった。16日まで、無料。

 作品は、4月3日に春日部市中央公民館で開かれた大会で書かれた。

 作品には、児童・生徒らが一字を選んだ理由も添付してあり、さまざまな思いを読み取ることができる。午前10時から午後8時まで。

   最終日の16日は午後2時まで。
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<オピニオン> 改善が求められる大量出品団体への優遇策
       --求められる教育的配慮と冷静な対応--
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今年の「第15回全日本高校・大学生書道展」(公益社団法人 日本書芸院主催)出品作品の中に不正があったとして、全ての応募作品が失格となった団体があることがわかった。

今回、失格となった団体からの出品点数は約2500点にのぼり、同団体では今後、指導者の処分を検討するとともに、生徒に説明を行い、保護者に対しても説明をすることにしている。

同団体は、この書道展で、過去9回最優秀校に選ばれているほか、去年は、県から県民栄誉賞にあたる県賞詞が贈られているだけに書道教育界に大きなショックを与えている。
                 ◆
このところの書道ブームを牽引しているのは、高校生たちによる書道であることは周知のことだが、その一方ではその審査システムの弊害が指摘されてきている。

今回のコンクールで採用されているかどうか不明であるが、事件の背景として第一に指摘されるのが、出品点数に応じての入選・入賞枠の割り当てである。
展覧会に対する貢献度として取り組み校・団体に対するひとつの対応として運用されている。

とくに無料のコンクールにはこうした弊風が指摘されるが、大量出品校・団体に対する入賞枠の割り当て、あるいは審査委員委嘱枠などという対応は、今回のコンクールばかりでなく、他のコンクールにもあることであり、至急対応・改善が求められることであろう。

同展を主催し今日の書道文化振興に貢献してきた公益社団法人日本書芸院をはじめ、同書道展に真剣に取り組んでいる高校生、指導陣、関係者の熱意に冷や水を浴びせるこうした不正は正当に指弾されることは当然である。
あわせて、まじめに取り組んだきた罪なき高校生たちのこれまでの努力に対する配慮として、関係団体、報道陣に冷静な対応を期待したい。
                    saku
第9回国際書法交流奈良大展(主催・毎日新聞社、毎日書道会、国際書法家連合総会)が10月14~19日、奈良県文化会館(奈良市登大路町)で開かれる。

平城遷都1300年の記念行事として、シルクロードの終着点である奈良に20カ国・地域の書約500点が一堂に会する。

 「国際書法交流大展」は書の国際化を図る目的で、90年にシンガポール国家博物院で第1回展が開かれた。以来、同展はおおよそ隔年で北京、東京、クアラルンプール、台北、ソウル、シンガポール、北京の順で開催され、「書のオリンピック」と称される通り、書の国際交流の輪が広がっていった。

 今回展では、漢字の本場・中国をはじめ、漢字圏のアジア各国、かなを発明した日本、ハングルの韓国などから多彩な文字で表現された書作品が集まる。

 日本からは毎日書道展の審査会員以上で推薦を受けた213人が出品。
「現代の書」を掲げる書家たちが、漢字とかなを交じり書きする近代詩文書、造形を重んじた大字書、抽象的な表現を試みた前衛書など、戦後に誕生したさまざまな分野の書を披露する。


 ◇「日本人と漢字」テーマ 阿辻京大教授、初日に講演会
 同展では10月14日午後2時から、奈良県文化会館国際ホールで、阿辻哲次京都大教授の記念講演会「日本人と漢字」が開かれる。入場無料。

阿辻教授は大阪生まれで、現在は京都大大学院人間・環境学研究科教授。著書に「漢字と日本人の暮らし」「漢字逍遥」「漢字文化の源流」「漢字道楽」「漢字のはなし」などがある。

 また、講演会の終了後、福岡県立青豊高校書道部が書のパフォーマンスを演じる。

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 ◇参加国・地域は、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルネイ、カナダ、中国、台湾、フランス、香港、インドネシア、イタリア、韓国、マカオ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、イギリス、アメリカ、日本。

 日本からの出品者は次の通り。(敬称略)

 稲村雲洞、恩地春洋、小林抱牛、中野北溟、大井錦亭、加藤湘堂、岸本太郎、小山やす子、菅野清峯、山崎暁子、米本一幸、内山玲子、高際翠邦、飯島春美、石飛博光、貞政少登、關正人、関口春芳、大楽華雪、田岡正堂、辻元大雲、仲川恭司、中原茅秋、林竹聲、船本芳雲、宮崎紫光、神郡愛竹、渡辺墨仙、阿部海鶴、薄田東仙、鬼頭墨峻、竹内鳳仙、田村空谷、長井蒼之、中村雲龍、浜谷芳仙、林蕉園、室井玄聳、百瀬大蕪、青柳志郎、赤平泰処、安藤豐邨、石原太流、大谷洋峻、大野祥雲、貝原司研、柿下木冠、小竹石雲、後藤竹清、小林畦水、小原道城、作田英嗣、下谷洋子、辻井京雲、中原志軒、永守蒼穹、松井玉筝、水川舟芳、三宅相舟、柳碧蘚、山中翠谷、渡部會山、香川倫子、小伏竹村、村野大仙、大平匡昭、高橋静豪、長谷川牧風、森本龍石、山下皓映、宇山栖霞、大田左卿、成田翠洋、水嶋山耀、渡邊誠洲、越水春汀、土屋陽山、鳥山岳風、平田鳥閑、山中秋邦、相原雨雪、秋葉敬真、秋山洋子、荒井青荘、荒井智敬、荒金大琳、飯高和子、猪飼閑雲、池末礼禧、池田若邨、池野直美、石井明子、石田敬朋、井上春卯、井之上南岳、上野掬秀、上村泰水、江幡春濤、太田義久、岡本正志、小川秀石

 小黒五稜、奥村素紅、尾崎學、小澤潮園、押田雪峰、笠井雋堂、片根苳雨、加藤煌雪、加藤裕、兼岡白葉、叶澄石、紙屋鶴峯、河村和子、北田竹邨、北野攝山、木村朱炎、葛巻瑞法、久保田心耀、倉持吉春、栗崎浩一路、慶徳紀子、小池逢花、後藤俊秋、小林琴水、小林清漣、小林萬鯉、小伏小扇、駒崎成峯、齊田香住、佐伯司朗、阪口大儒、坂本秀翠、佐川雲窓、佐久間康之、櫻井凌花、佐々木公江、棧敷東石、佐藤桂苑、佐藤清香、座本大〓、澤江抱石、篠崎大渕、柴田雪香、嶋溪翠、島村操、新谷谿雪、鈴木一敬、鈴木響泉、鈴木史鳳、鈴木まつ子、砂本杏花、外林道子、醍醐春翠、高橋亀石、橘彰悦、谷川玉峰、玉城乾香、田向良歌、千葉軒岳、寺田白雲、徳武香苑、徳野恵美子、鳥宮暁秀、中井言玉、中西浩暘、中西春湖、中西東李、中根海童、永野静香、長野竹軒、西墨濤、西野玉龍、西野象山、西野桃笠、西村水穰、原田凍谷、春山右濤、廣野梨川、福田鷲峰、藤野北辰、堀吉光、本堂耿苑、前川隆央、松嶋碧山、松田峰華、松本鉞生、三浦白鴎、三上栖蘭、水田芳美、皆川恭舟、南奎雲、三宅玉香、宮本博志、向井虹峰、向井三聖、村崎萬径、望月虚舟、本溜翠月、森桂風、森本子星、柳澤朱篁、柳谷金平、山田太虚、山本大廣、横澤白嶺、吉崎努、吉澤秀香、吉田久実子、吉田青雲、渡辺シゲノブ、渡辺美明、綿貫墨石

毎日新聞 2010年7月9日 東京夕刊 参照
2010年7月5日、韓国メディアの報道によると、中国の不動産市場や株式市場の低迷によって行き場を失った“ホットマネー”が、美術品市場に大量に流入している。7月6日付で「法制晩報」が伝えた。

中国の美術品オークション市場では、最近続けて最高落札額を更新した。
5月初旬、中国の近代画家・張大千(ジャン・ダーチエン、1899~1983年)の作品「愛痕湖」の落札価格が、中国近現代の作品としては史上初めて1億元(約13億円)を超えた。


続いて6月初旬、宋代(961~1127年)の書道家・黄庭堅(ホアン・ティンジエン、1045~1105年)の作品「砥柱銘」が、中国の芸術品オークション史上最高額の4億3680万元(約56億7800万円)で落札されるなど、過熱ぶりはとどまるところをしらない。

関係者によると、古代作品は点数が少なく投機には向かないため比較的入手がしやすく、オークション市場のシンボルとなるような近代・現代の作品が投機の対象になっているという。
その中でも特に、張大千と斉白石(チー・バイシー、1864~1957年)に人気が集まっており、斉白石の作品も9000万元(約11億7700万円)以上の高額で取引されている。

また、海外企業のレポートによると、中国における3大投資事業のうち、金融業に対する投資収益率は15%、不動産業は同約20%で、芸術品コレクションに対する投資収益率が30%と最も高い。
推計ですでに約1000億元(約1兆3000億円)が芸術品市場に流入しているという。

●関連情報
「書道美術新聞」(2010年6月15日付 一面)
http://kayahara.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=154
高円宮賞は平方峰壽氏、内閣総理大臣賞に吉田玉雲氏。

第27回産経国際書展<東京展>が、東京・池袋サンシャインシティワールドインポートマート4階 Aホールを会場に、7月10日開幕した(7月18日まで)。

都美術館の休館を受けて、4年ぶりに池袋での開催となった今回展の公募点数は、ほぼ昨年並みの7,167点。<東京展>には、約3,100点の展示。

特別出品として、俳優の片岡鶴太郎さん、女優の佐久間良子さん、ファッションデザイナーのコシノヒロコさん、画家のマヤ・マックスさんの作品も陳列されている。

主な授賞は以下の通り。
【高円宮賞】平方峰寿(漢字 常任顧問 大阪)
【内閣総理大臣賞】吉田玉雲(現代書 常任顧問 群馬)
【中国大使館賞】永田龍王(漢字 顧問 埼玉)
【韓国文化院長賞】(漢字 木下錦洞 東京)
【伊達政宗賞】夏堀竹翠(現代書 青森)、
【産経国際書会会長賞】 羽根田菖風(漢字 愛知) 、伊藤善春(かな 愛知)、菊山武士(現代書 三重)
【国際大賞】小高玉令(漢字 埼玉)
【文部科学大臣賞】 田村廸子(現代書 大阪)
【外務大臣賞】 田代翠龍(漢字 静岡)
【産経大賞】 法月秀峰(かな 静岡)
【産経準大賞】 壁谷桔華(漢字 愛知)、西江沙翠(漢字 広島)、広川昌華(漢字 東京)、堀江龍舟(漢字 愛知)、井上千秀(かな 奈良)、児玉勝影(現代書 静岡)、田辺艶葉(現代書 奈良)、藤村満恵(漢字 東京)、渡辺龍泉(現代書 山形)、清野万里(臨書 福島)
など。







会 期 平成22年7月10日(土)~18日(日)
第1期=7月10日(土)~12日(月)
第2期=7月13日(火)~15日(木)
第3期=7月16日(金)~18日(日)
展示作品:
①審査会員、無鑑査会員、招待の作品
②秀作以上の入賞作品
③東北展、瀬戸内展、中部展、関西展展示エリア以外の会友・入選作品
開館時間 午前9時~午後5時
(最終日は午後3時まで、入場は閉場の30分前まで)
入場料 500円(高校生以下無料)
巡回展 ・東北展 :9月17日(金)~22日(水)
      せんだいメディアテークギャラリー

・瀬戸内展:10月5日(火)~10日(日)
      広島県立美術館

・中部展 :11月16日(火)~21日(日)
      名古屋・電気文化会館

・関西展 :12月1日(水)~ 5日(日)
      京都市美術館

※巡回展は入場無料
問い合わせ先 産経国際書会事務局 TEL:03-3275-8902

第62回毎日書道展(主催・毎日新聞社、毎日書道会)の表彰式が7月12日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で開かれ、約2000人が出席した。

 朝比奈豊・毎日新聞社長があいさつ。
 川端達夫・文部科学相の祝辞に続き、文部科学大臣賞の遠藤枝芳さんに川端文科相から賞状が贈られた。

 これに先立ち、今年の毎日書道顕彰に決まった芸術部門の相峻会主宰、三宅相舟さんと東京書道会副理事長、柳碧蘚さん、啓蒙部門の創玄書道会副理事長の田岡正堂さんの表彰も行われた。
公益法人制度改革により内閣府は、平成22年06月24日開催の「第102回公益認定等委員会」で、申請のあった日本書芸院と大日本書芸院を「公益社団法人」に認定したとする通知を6月29日送った。

それにより両院は、7月1日からそれぞれ「公益法人大日本書芸院」「公益社団法人日本書芸院」と名称を変更した。
第62回毎日書道展が明日7月7日、東京都港区の国立新美術館で開幕する。

漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻(てんこく)、刻字、前衛書の7部門にU23(18~23歳)を加えた今回の公募部門出品点数は3万1896点。

全作品の最高賞となる文部科学大臣賞は、かな部の遠藤枝芳さん(81)の、新婚和歌5首を素材とした「卯の花」に決まった。

会員対象の会員賞(グランプリ)は26点。

一般公募対象では毎日賞209点、秀作賞480点、佳作賞960点が選ばれた。


同展グランプリの会員賞受賞者 26名は以下の通り。

 
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 ◇漢字
  大室湛幽(川崎市)
  加藤木石(東京都品川区)
  神谷英山(同江戸川区)
  木下彰司(高松市)
  杉山紫苑(横浜市)
  坪内祥浦(埼玉県川越市)
  葉山光波(奈良県大和高田市)
  蕗野雅宣(東京都墨田区)
  星野聖山(群馬県伊勢崎市)

 ◇かな
  安念奎草(東京都荒川区)
  黒崎久子(千葉県浦安市)
  田井玉曄(横浜市)
  土屋春研(茨城県つくば市)
  平井〓子(東京都練馬区)

 ◇近代詩文書
  大隅晃弘(茨城県つくば市)
  大槻吟風(東大阪市)
  鈴木裕美(さいたま市)
  瀧野時子(北海道旭川市)
  種谷柳雪(富山市)
  千代倉桜崖(千葉県木更津市)

 ◇大字書
  岩嶋巖峰(神奈川県藤沢市)
  藤枝昇雲(群馬県伊勢崎市)

 ◇篆刻
  平川四皓(福岡市)

 ◇刻字
  高橋政巳(福島県喜多方市)

 ◇前衛書
  植松桂春(長崎県南島原市)
  谷野成子(兵庫県芦屋市)
 第62回毎日書道展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の文部科学大臣賞は1日、かな部の遠藤枝芳(しほう)さん(81)の「卯(う)の花」に決まった。役員、一般公募の全作品の中から選ばれた。

「新古今和歌集」の歌5首を横長の紙面に書いた作品。
線の練度が十分で、品格が高いと評価された。

 遠藤さんは1928年、静岡県富士市生まれで静岡市在住。西谷卯木(うぼく)、宇野雪村(せっそん)、小山やす子の各氏に師事。現在、毎日書道展審査会員。

<訃報>栗原蘆水氏

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書道界ニュース

  
saku 2010-7-1 19:40

6月30日、福山市駅家町出身の書家で日本書芸院名誉顧問、日展常務理事、読売書法会常任総務、ふくやま芸術文化振興財団理事の栗原蘆水(ろすい)氏が心不全のため大阪府内の自宅で逝去した。79歳だった。


葬儀は、4日正午から大阪府吹田市桃山台5の3の10、公益社千里会館で。喪主は妻の美栄(よしえ)さん。

昭和6年6月26日生まれ。村上三島(さんとう)に師事。昭和37年日展で特選となり,44年審査員。平成6年「菜根譚一節」で芸術院賞。日本書芸院副理事長などをつとめる。蘆交会主宰。広島県出身。本名は靖。

 福山市役所1階ロビーには、「創造 飛躍」と力強く書かれた栗原さんの書が飾られている。2008年、「古里を飛躍させてほしい」との思いを込めて栗原さんが寄贈し、03年に開館した同市西町、ふくやま書道美術館に書画など美術品は約1200点を寄贈するなどして地域文化の振興にも寄与した。
毎日書道顕彰:三宅相舟さんら3氏に決まる
 
財団法人毎日書道会(北村正任理事長)は、6月9日、第23回毎日書道顕彰を芸術部門は相峻会主宰、毎日書道会評議員の三宅相舟(みやけ・そうしゅう)さん(64)と東京書道会副理事長、毎日書道会評議員の柳碧蘚(やなぎ・へきせん)さん(62)、
啓蒙(けいもう)部門は創玄書道会副理事長、毎日書道会理事の田岡正堂(せいどう)さん(76)の計3氏に贈ると発表した。

 三宅さんは09年12月に東京セントラル美術館で開いた「第10回三宅相舟書作展-相舟のかな-」が、古典の錬磨により生まれた正統的なかな作品で構成された格調の高い書展と評価された。

 柳さんは10年1月に東京セントラル美術館で開いた「柳碧蘚の書-線と形」が古典学習で鍛えた力量で古文を現代人の感覚に蘇生させ、作品には生命力が宿っているとたたえられた。

 田岡さんは中国、イタリア、ドイツなど海外展を8回にわたって開き、トルコでは二つの大学の要請で書の特別講義を行うなど、国際的にも書の普及と振興に大きく寄与したとされた。
 埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県美術家協会及び埼玉県芸術文化祭実行委員会では、5月25日(火)から6月16日(水)までの会期で、県立近代美術館(さいたま市)を会場として開催の、第60回記念埼玉県美術展覧会(通称「県展」)に先立ち、5月10日(月)から5月12日(水)までの3日間、鑑審査を行い、入選作品、入賞作品を決定し、その結果を発表した。

 入賞者の表彰は、6月12日(土)午前10時30分から、「埼玉県知事公館」(さいたま市)で行われる。
 
入選作品と県内作家から招待作品等2,000点を超える作品が一堂に展示される。
書部門は、昨年比較で公募が552点とやや減少し、それに伴い入選数も330点と減少。入選率は59.8%と前回展とほぼ同率となった。
入賞候補作品12点について、誤字脱字のチェックを行った結果、上位にンクされた作品の中から脱字が発見され、候補から外されるというハプニングがあった。

 
日展事務局はこのほど、第42回日展 (平成22年)の審査員などの人事を以下の通り決め発表した。

◆審査員(17名)◆

◎常務理事
 井茂圭洞
 杭迫柏樹

◎理事
 新井光風

◎会員
 大西きくゑ
 辻元邑園
 土井汲泉
 内藤富卿
 中林蕗風
 西村自耕
 宮崎葵光

◎新審査員
 関 吾心
 田頭一舟
 内藤望山
 原田玉童
 日比野 実
 松清秀仙
 吉川美恵子

◎出品委嘱者(28名)
 伊織 蘇峰
 岩永 栖邨
 遠藤 彊
 尾崎 蒼石
 大澤 城山
 大平 匡昭
 岡田 直樹
 岡野 楠亭
 笠原 聖雲
 鬼頭 翔雲
 佐々木 宏遠
 寺岡 棠舟
 堂本 雅人
 中路 佳保里
 永守 蒼穹
 西村 東軒
 日賀野 琢
 福光 幽石
 舟尾 圭碩
 光安 芳堂
 森嶋 隆鳳
 森田 彦七
 山崎 方石
 山根 亙清
 山本 高邨
 吉澤 大淳
 吉澤 鐵之
 綿引 滔天

◎無鑑査(前年度特選受賞者 10名)
新井茜舟
井上清雅
稲村龍谷
植松龍祥
金谷雷聲
上林三玲
北山転石
近藤浩乎
田頭央
平松紫雲
「日本の書展」関西展始まる 
巨匠から新進作家まで1284点


開催された第38回「日本の書展関西展」が5月27日、大阪市北区の大阪国際会議場で開幕した。

同展は全国書美術振興会で、書道の団体や会派を超えて、巨匠から新進作家が幅広く集う(30日まで)。

 関西展には、文化勲章受章者で日本芸術院会員の杉岡華邨や文化功労者の高木聖鶴のほか、今井凌雪、榎倉香邨など現代書道界の巨匠から、近畿、中国、四国在住の作家の作品まで計1284点が展示されている。

このあと、名古屋、東京、福岡を巡回する。

 入場無料。開場時間は午前10時から午後5時まで(30日は午後4時まで)。
毎日書道展:審査始まる

 第62回毎日書道展(主催・毎日新聞社、財団法人毎日書道会)の鑑別審査が5月21日朝から、東京都港区六本木の国立新美術館で始まった。

 搬入受付時の総出品数は3万1892点。
昨年を114点下回ったが、過去3番目の多さだった。
審査は漢字1類、同2類、かな1類、同2類、近代詩文書、大字書、前衛書、篆刻(てんこく)、刻字の9部門に分かれて行われる。

 審査の結果、文部科学大臣賞、会員賞、毎日賞、秀作賞、佳作賞、U23(18歳以上23歳以下)の毎日賞、新鋭賞、奨励賞が選ばれる。

第62回毎日書道展東京展は国立新美術館
(前期展1期7月7~12日
▽同2期同14~19日
▽後期展1期同21~26日
▽同2期同28日~8月1日)で開かれる。

また、特別展示として7月7日~8月1日、同館で生誕110年記念「松井如流 書・学一如の生涯」が併催される。