書道用語辞典
陶硯
土を焼いて作った硯のことで、 中国では漢時代から作られはじめたようです。 我が国においては、 奈良時代から平安時代にかけて盛んに写経が行われましたが、 これには多く陶硯が使われました。 奈良県の平城宮や宮城県の多賀城址から多くの陶硯が出土しています。
投稿者:ゲスト 投稿日:2009年03月08日(Sun) 閲覧回数:3778
リンクス出版 新刊情報 |
||
A5判 定価864円 (本体800円+税) 著者 武井 実 ISBN4-9905504-0-0 書道を学ぶ上において、書道特有の用語を知っておくことは何よりも大切で、書の理解を促しまた書技の向上にもつながります。 本著は、書道用語をわかり易く解説するとともに、書道の用具用材の中でもっとも大切な「文房四宝」と呼ばれる、筆・墨・硯・紙について、また書作品の制作・鑑賞に役立つ、落款の書き方・印・十干十二支について、さらに中国と日本の簡単な書道史および略年表、そして歴代の書人にまつわるエピソードなどを掲載しました。 本著が書道を学ぶ方々の手助けとなり、書道を学ぶことの楽しさを味わっていただければ幸いです。 |