検索
リンクスグループ
アクセスカウンタ
今日 : 4171
昨日 : 4311
今週 : 27831
今月 : 88203
総計 : 11599380
平均 : 2403

書道用語辞典

分類(カテゴリー)別   書道用語..文房四宝(書道用品)..人物..分類説明一覧
頭文字(イニシャル)別 あ行..か行..さ行..た行..な行..は行..ま行..や行..ら行..わ・ん
ひらがな..カタカナ..アルファベット..数字..記号..漢字..すべて

和様 わよう


 中国風の書法である 「唐様<からよう>」 に対して、 日本風の書を 「和様」 といいます。 奈良時代から平安時代初期にかけての我が国の書は遣唐使船によってもたらされた中国文化、 書においては王羲之<おうぎし>を中心とする中国の書法の影響が強く、 空海<くうかい>や最澄<さいちょう>も中国風の字を書いています。
 やがて九世紀の終わり、 寛平六年 (894) に菅原道真<すがわらのみちざね>の意見によって遣唐使<けんとうし>が廃止され、 それまでの中国文化の影響を脱して日本独自の文化が花開きます。 この遣唐使廃止の年に生まれた小野道風<おののみちかぜ> (894〜966) は、 はじめは王羲之の書を習いましたが、 そこに日本的な感性を加えて 「和様」 の書を創始しました。
 小野道風の書はゆったりとした伸びやかな線と優雅な字形に特徴があります。 この和様の書は藤原行成<ふじわらのゆきなり> (972〜1027) によって完成され、 我が国の書の主流となり、 南北朝時代の尊円<そんえん>親王 (1298〜1356) の青蓮院<しょうれんいん>流を経て、 江戸時代の御家<おいえ>流へと連綿として続いていきます。





アマゾンで「和様 」を検索


Powered by Xwords based on Wordbook


リンクス出版 新刊情報
A5判 定価864円 (本体800円+税)
著者 武井 実
ISBN4-9905504-0-0

書道を学ぶ上において、書道特有の用語を知っておくことは何よりも大切で、書の理解を促しまた書技の向上にもつながります。
本著は、書道用語をわかり易く解説するとともに、書道の用具用材の中でもっとも大切な「文房四宝」と呼ばれる、筆・墨・硯・紙について、また書作品の制作・鑑賞に役立つ、落款の書き方・印・十干十二支について、さらに中国と日本の簡単な書道史および略年表、そして歴代の書人にまつわるエピソードなどを掲載しました。
本著が書道を学ぶ方々の手助けとなり、書道を学ぶことの楽しさを味わっていただければ幸いです。